2011-09-23 海 歌詞について 晴れることの 無い わたしの影を 古い車に詰めて 海へ沈めよう わたしたちの町は 癒えること無い傷を負い 古い人 新しい歌を歌って あの夏 わたしは海へ行ったのかしら 時計の 針の音チクタクと わたしを呼ぶ言葉と声を消してしまう かける言葉 探しだせずに笑う 電車の中 気づけば夕日が 落ちて ひとつひとつの影 誰もが気づかぬふりをして 青い手は わたしの手を離れて あの夏 わたしは海へ行ったのかしら 時計の 針の音チクタクと わたしを呼ぶ言葉と声を消してしまう