Hara Kazutoshi presents 着信アリーmy Love

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Hara Kazutoshiのクラブレポート最前線 第2回「女子大生㊙レポート」

クラバーの皆さんこんにちは。私は先日、昼に一人で「なか卯」に行った。
昼時なので店内は混雑していたが、四人席に案内された。まあ混んでいるので相席になるだろうなと思っていたら、しばらくして案の定店員から「相席よろしいですか」聞かれた。
いいですよ、と答えると店員は「女性3人ですけど……」と言ってくる。いいですよと答えた手前、大丈夫ですとしか言いようが無い。席を待っている客をみると、大学生くらいの歳の女性3人である。おそらく店の近くの女子大に通う学生であろう。彼女らは「なんかすみません……」みたいなことを言って席に着いた。
四人席で女子大生3人に囲まれて、何か気まずい私。しかも奥の席なので後と横が壁に面している状態で、女子大生に囲まれている。
3人のうちの一人が、普段と同じように会話を弾ませようと他の二人に話しかけるが、いかんせん知らない男が同席しているので、「そうね……」と会話がすぐ終わってしまう。お前らも気まずくなるなら相席を了承すんなよ!と思いながら、斜め前の時計をぼんやり眺めていたら、私の頼んでいたカツカレーがきた。
いつもは昼は軽く済ませるのに、今日に限ってカツカレーを……。しかし、かっ込んで足早に店を出るのもなんか変な感じなので、「ちょうどいい自然なペース」でカツカレーを食べることにした。
うつむきながらいい感じのペースでカツカレー食べる私。全く味がしない。女子大生たちも無理に普段通りの会話をしようとするが続かない様子。
なんか悪いなと思った私は、彼女たちの頼んだ牛丼やうどんセットが席に届くと、お箸を取ってあげながら話しかけてみた。


「ところで君たちは普段クラブとかに遊びに行ったりするのかナ?」
「いやー、行かないですねー(笑)。休日は主にボランティア活動に勢をだしています。今年から就職活動が始まるので、大学での勉強の他にも、志望の業界・企業の研究は欠かせませんね。先日はOB訪問で先輩方から様々なお話を伺って、『繋がり』の大切さを実感しました。不安もありますが、自己分析をするうちに、自分のやりたい事、自分がどんな性格か、これまでの自分の作り上げたものなどを改めて知ることでき、自身と真剣に向き合う良い機会になった」
(GHOSTWORLD VOL.2)